【2020年追記】児童相談所で子供が一時保護になった時の話|決して他人事では無いんです

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タイトルの通りなのですが、私の子供は児童相談所の一時保護になった事があります。

理由は、私がしつけで叩く事を『決していけない事』と思っていなかったことです。

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noteにて一時保護解除を早める方法を公開しました。また、追記として、詳細を細かくは知らないと思われる国の制度の説明と、あまり知られたくない生々しい虐待から児童福祉司との会話まで詳細に書いてます。警察での詳細など追記して欲しい所はメッセージ下さい。時間はかかりますが、追記します。

児童相談所に連れて行かれた経緯

小学校2年生になった息子は、学校から毎日電話が掛かってくる子でした。

電話の内容は、授業の邪魔をしてしまう。

席に座っていられない。

先生の言う通りにできない。

というような内容でした。

そして、小学校2年生に上がるときには、担任と校長から呼び出されて、特別クラスへの移動を促されていました。

その事を受け、子供の将来も気にしつつ、今まで甘やかしていた部分を反省し、厳しく躾をする方針に変更しました。

もちろん、怒らないで褒めたり誘導していく方針も試しました。

ただ、1年間続けても生活態度に大きな変化は無かったのです。

 

そこから家での生活も厳しくし、やれるところまでだった宿題なども厳しくやらせるようにしました。

そして、生活態度などで、3回注意しても面倒くさがったり、同じ事を繰り返す場合は、手を上げて注意するようになりました。

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学校から児童相談所へ通報

家庭で厳しくしているおかげか、学校からの電話は週に1回か2週に1回程度になりました。

学校での宿題もしっかり提出するようになり、席にも座るようになりました。

 

やれるようになった事は褒める。そんな日常を毎日繰り返しました。

何度言ってもどうしても辞めない場合、家から追い出した事もありました。

 

怒鳴りつけた事もありました。

多分、周りにも聞こえていたと思います。

 

児童相談所へ連れて行かれる前日は子供の腕を何度も叩きました。

 

そして、学校からの通報で子供はその日から家に戻ることはありませんでした。

 

兄弟ということで、上の子も連れて行かれて、それを知ったのは仕事中。

仕事の繁忙期に入っており、会議やら取引先との電話で携帯を見る事が出来ず、

ふと休憩中に携帯を見ると数十件の着信。

 

妻からのメールには児童相談所へ子供が連れて行かれたとの連絡が入ってました。

携帯を見たのが20時過ぎだったと思います。

 

本当はその日のうちに事情聴取を受ける予定でしたが、

児童相談所は公務員なので、17時以降は対応していないとのこと。

 

翌日にならないと連絡はつかないとの事でしたので、

急遽、本来であれば変更することの難しい打合せや仕事をずらして、

次の日の朝一に児童相談所へ行く事にしました。

 

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児童相談所での対応

翌日訪問したのは、小さいビルのような建物で、

病院のレントゲン室の受付のような小窓のついた待合室でした。

 

受付で、連絡をして、担当者を待っていると、二人の男の人の案内で、

小さな会議室に行く事になりました。

 

聞かれたことは、子供が連れて行かれた前日の経緯。

そして、叩いたことで、子供の腕が腫れているとのこと。

どのように叩いたのか、どんな教育方針でそうなったのか。

 

他にも私のこれまでの育ち方。

私が卒業した中学、高校、大学の事。

私の友人との接し方。

他人を叩く事はよくあるのか。

家庭では、家族を含めどのような生活をしているのか。

 

そんな内容を聞かれて、相手はずっと紙に記録し続けていました。

子供については、別の場所に居るとのこと。

場所もどのような様子かも教えてもらえませんでした。

 

いつ戻ってくるかも教えてもらえず、次の面談の予定を平日に入れる事になりました。

私は初めて知りましたが、児童相談所での一時保護の強制力は、親権を持つ親よりも警察よりも強く、一時保護になった時点で、児童相談所からの解除を待つ以外に方法は無いとのこと。

今まで10年近く子供を見てきたのは自分たちなのに、こうも簡単に他人に子供を保護されてしまう事への衝撃と、

多分愛情のかけらもない他人に連れて行かれて、

施設内で訳も分からないまま集団生活を送っている子供たちに対する

申し訳なさと自分の無力さを感じていました。

児童相談所へ連れて行かれてからの生活

児童相談所からの呼び出しは、週に1回平日にありました。

普通に仕事をしていたら、平日の昼間なんて時間を取るのはなかなか難しいと思います。

私は会社にかなり無理を言って、平日の面談に行きました。

 

「あなたの子供は問題なく生活しています。」

子供について聞いてもそのような返事しか返ってきません。

 

いつ帰って来るのかを聞いても、プログラムが進めば帰ってきますと言われ、

次の面談の日程を聞かれるだけでした。

 

人見知りの激しい上の女の子は、そんなにすぐに環境に適応できるとは思いません。

もしかしたら、私たちに捨てられたと思っているかもしれないと、考えたら心が穏やかでは

いられませんでした。

 

厳しくしていた下の子には、学校から、私からの暴力から守るような趣旨で話があったことを、妻から聞いていたので、その心配は無かったのですが、

 

児童相談所について調べると、小学校低学年から高学年までが共同生活を送っているとのことで、内情は、酷い事が多く、職員も誰の保護下でもない子供を無下に扱う事が多いと書いてありました。

児童相談所について調べれば調べるほど、良くない事ばかりが出てきて、涙が出ました。

 

学校にもまだ、適応していない下の子がそんな中で、親の目も届かないところで何をされているか凄く心配でした。(実際いじめられていたと本人は言っていました。そして、戻って来た時には、チック症になっていました)

 

児相の方は、再構築(家庭環境を改善して返す方針)って言っていましたが、何度面談に行っても子供と面会もさせてもらえません。

 

インターネットで調べると、児相に子供が連れて行かれて、1年戻って来ないという記事もありました。

 

児童相談所は、子供一人の一時保護で、月数十万の補助金が出るから、むしろ早く返さない方がメリットがあることも知りました。

 

警察の取り締まりのノルマのようなものが、児童相談所の中でもあるのかと疑うような長さ

で、今回私のケースも当てはまるのかと考えると、居ても立っても居られず、

ずっと携帯で情報を集めていました。

 

叩くという行為は現代の日本で、明確に虐待と呼ばれるようになりました。

私の行為は、昔で言う厳しい父親で、それを演じていた部分もありました。

心のどこかで、自分の育ってきた環境を肯定していたんだと思います。

 

最終的に子供は1か月保護所の中で過ごしました。

その後私は警察に行き、厳重注意を受けてきました。(実際に言われるような虐待の行為が無いと判断されたため、注意でした。)

保護所の中で、子供の体や、今までの家庭環境などを念入りに調査するようなので、実際、少しでも疑いがあれば、警察は私を逮捕していたかもしれません。(児童相談所は、終始私の落ち度が無いか、かなり探りを入れていました)

関連記事>>【ブログ子供編】児童相談所で一時保護になってからの生活

2020年更新しました。

関連記事>>【子育てブログ】児童相談所から子供が帰って来て1年が経ちました。

まとめ

私のケースでは、1か月でしたが、実際解決するまでは、もっと掛かっているはずです。

時代は変わりました。親の懲戒権はもうありません。

 

もし、『しつけ』と思って手を上げてしまっている方がまだ居ましたら、

間に合ううちに考え方を変えて下さい。

どんなに子供の将来を願って行った行為でも、そこに意味はありません。

 

一時保護になったら、1か月では普通帰って来ないと思います。

こんな本が出ているぐらいです。

児童相談所は、家庭の中に『仕事をしている他人』が入りこんで、かなりの強制力を持って

じっくりと調査する機関です。

色んな正義を掲げて仕事をしているはずですが、当たり前のことですが、当人達の生活の事なんて微塵も考えていません。

実際に起きている虐待を止めるのが仕事です。そして、その行為の全てを暴くのが仕事です。

それが必要な子供が居るのは確かなことで、私もそんな子供が少しでも多く救われて欲しいと思います。

 

ただ、どんな理由であれ、子供に手を上げてしまったら、あなたも『虐待』している親と同じであり、実際に学校や児相は叩いた程度に関係なくそのような目で動きます。

 

動かれてしまっては、子供のいる日常を取り戻すのは、『警察から黒と目を付けられた容疑者』が、それを挽回するぐらい難しいことです。

 

そのぐらい、『子供を叩く』という行為が、どんな理由であれ許されない世の中になっていることに、早く気づいてください。

 

そして、私のようなケースが無くなることを、心から願っています。

 

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noteにて一時保護解除を早める方法を公開しました。また、追記として、詳細を細かくは知らないと思われる国の制度の説明と、あまり知られたくない生々しい虐待から児童福祉司との会話まで詳細に書いてます。警察での詳細など追記して欲しい所はメッセージ下さい。時間はかかりますが、追記します。