【ブログ子供編】児童相談所で一時保護になってからの生活

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児童相談所と言うと、虐待が疑われる子供、親が親権を手放した子供、非行が多い子供が

主に通う所です。

今回、私の子供が実際に一時保護になりました。

理由は『虐待』の疑いです。

また、別記事にもまとめていますので、参考にしてください。

関連記事>>>【2019年追記】児童相談所で子供が一時保護になった時の話|決して他人事では無いんです

入所期間は1か月でしたが、どのような場所なのか、どのような生活を送るのか、

気になる方が多いと思いますので記事にしたいと思います。

あくまでも私の子供の入所した施設です。参考程度にお考えください。

兄弟入所は別の施設に入れられる

私の子供は学校からの通報で一時保護になったとのことでした。

保護の対象となったのは下の男の子。

私は『しつけ』と考えて子供の腕を何度も叩いた事が原因です。

上の女の子は下の子が保護になったからという理由で、

二人とも学校からそのまま児童相談所の施設に入れられました。

そして、兄弟という理由で別々の施設に入所が決まり、戻ってくるまでその施設で生活していました。

六時に起床し、八時には就寝

起床から就寝までは、毎日決まっています。

基本的には、

起床

歯磨き、ラジオ体操等

朝食

午前の学習

昼食

午後の学習

お風呂、就寝の準備

消灯

の順で毎日集団行動を行っています。

部屋は4~6人部屋

就寝する部屋は、壁に設置されている二段ベットが置いてあり、部屋の大きさに伴って、4~6部屋になっています。

学年は小学生でまとめていたり、小学生から中学生でまとめていたりするみたいですが、施設によって異なるようです。

 

下の子は小学校1年~6年までの学年でまとめられていました。

上の子は中学生も混ざっていたそうで、部屋割りにはあまり考慮は無いです。

また、男女は必ず別になります。

学年は幅が広く生活環境は上級生次第

施設によって、どこまでの学年を一緒にしているのかが分かれています。

私の子供のケースですと、6歳~15歳までが同じ施設ということになります。

上の子は女の子で、当時9歳でしたが、13歳ぐらいの子に良い子が居たようで、

戻って来た時は、精神的に少し成長した様子がありました。

 

下の子は男の子で、当時8歳でしたが、12歳ぐらいの子たちに虐められており、

1か月後戻って来た時には、チック症(私の子供の場合は首振りでした)が出ており、

食事も早いもの勝ちだったのか、用意した瞬間に周りのおかずを自分の皿にかき集めるようにしておりました。

 

親も居ない状態で、24時間。そのような場所に居たストレスは私には分かりません。

しかも1か月間です。

 

現在症状は完治しておりますが、非常に考えさせられました。

勉強は教員が一名。自習と遊びが混ざった自由時間

基本的にすべての時間で集団行動です。

学習時には教員という形で人が配置されています。

 

学習面は授業がある訳では無いので、子供の自主性に任せる形になります。

 

学校の授業との兼ね合いは多少考慮してくれるみたいですが、

学習面は遅れると考えた方が良いと思います。

 

また、ゲーム機なども置いてあり、午前と午後の時間帯は使用できるようです。

一時保護の児童の情報は秘匿される。子供にも口約束が入る

一時保護中の子供の個人情報は厳重に秘匿されるようです。

子供にも、施設を出た後に、名前や住所などの個人情報を漏らさないように指導が入ります。

 

また、子供が一時保護解除になり、施設を出る時は、『他の施設に行った』という表現をするようです。

物の持ち込みは禁止。全て預けられる

児童相談所から一時保護になった時から、私物は一時的に全て没収されます。

私の子供の場合は、学校から直接だったので、ランドセルや体操着、その時着ていた服などは、

全て預かりになり、

 

その後は児童相談所内の服や物を使用して生活するようです。

 

こちらからの差し入れ等は受け付けては貰えず、基本的に解除になるまでは、一切物を渡す事はできません。

虐待の情報等、聞き込みが入る

虐待で通報、一時保護になった場合は、どのような状況だったのか、聞き込みが入るみたいです。

その状況になった経緯、過去にどんなことがあったか。体の傷。

全て見られます。

もし、虐待の兆候が見られた場合、親や学校に確認後、しかるべき処置を取ります。

 

程度によっては警察に捕まり、実名報道されます。

保育園の前で子供にビンタをして通報され、逮捕されたお母さんもいるみたいです。

 

聞き込みは週に何回も行われる事もあるそうです。

また、子供が施設に慣れるのを待って定期的に聞き込みをしているみたいです。

まとめ

児童相談所での一時保護の生活は、集団行動が基本になります。

似た施設は言い方が悪いですが、刑務所が近いかもしれません。

 

一時保護になった経緯は様々だと思いますが、私はこの施設に子供を二度と送りたくありません。

 

私の子供が一時保護になっている時、

子供が居ない静かな家の中で、長い時間子供の事を考えました。

 

冷静に教育方針を考え、『叩かない指導』について方針を建てました。

 

次も正しい子育てが出来るかは分かりません。

いけない方向にばっかり向かって子供の道を正せない事もあるかもしれません。

 

それでも、長く向き合って、子供に気付かせるような指導が今後は重要になっていく

のだと考えております。