だんぼっちといえば言わずと知れた一人用防音室ですよね。歌や楽器の練習をする方から配信を行
っている方などに人気の、そう。
中で叫べる憧れの奇妙な箱ww。(個人の感想です)
でも、高いんです。
だんぼっちグランデなんて、12万円真ん中ぐらい(送料込み)
しかもそこから遮音材や吸音材を張ったら、さらに7万ほどかかるなんて、
非常に悩ましい奴です。
じゃあ、物置とかに吸音材とか張れば同じように出来んじゃね??
なんて考えてやってみましたww。
それではいってみましょう。
室内に置ける物置なんてある?
とりあえず箱になるようなもので、窮屈でなくて、普通に立って入れるものって、なんだろう。
板から作ればいいにしても、大規模工事過ぎる。賃貸でやりたい私としては、ちょっと都合がわるい。
ということで、探しました。室内にあっても大丈夫そうな物置を。
そう、物置で作ったんです。(タイトルで分かりますが)
物置の値段としては、5万円ちょっと。
130㎝×90㎝程度のこの物置ならば、私の借りている賃貸にも置ける!!ww
私の借りている部屋は生活できるスペースが2m×2mぐらいしかなく、他にはロフトがついているのみです。
よくある都心部の格安物件ってやつですね。(最低限のシャワー室と洗濯機置き場はついてます)
防音室は、遮音材と吸音材、さらには床の振動を抑えるシートが必要とのこと。
ネットで調べると、遮音材には鉛シート、ロックウールと呼ばれる吸音材が最強とのことで、
それぞれ購入してみました。
・物置(幅130cm×奥行90cm高さ180cm)約5万円ほど
・遮音材(鉛シート10m×0.3)約3万円ほど
・吸音材(ロックウール5cm幅8枚セット)約3万円ほど
・吸音材(ロックウール2.5cm幅16枚セット)約2万円ほど これは賃貸の壁用
・その他機材(防振用マット、隙間シート)約1万円ほど
合計で、14万円ぐらいです。これで素のだんぼっちよりも性能が低かったら切ないですね。
これらは、非常に大きい(特に物置)し、重いので、ドアから入れれるか、仮置き場所などはチェッくしておきましょう。
材料は揃えても、本当に効果あるの?
防音室というのは、音響透過損失というのが、密接に関わっているみたいです。だんぼっちの性能は、
大体30dBと書いてあります。だんぼっちの中で80dBの音が外では50dBになるということですね。
では、鉛シートの音響透過損失はというと、大体20~30dBほど。
吸音材のロックウールについては、吸音率1.0と書いてありますが、詳しくは調べても出てこない。
じゃあ、やってみないと分からないww
多分、物置が完成した時には、50dBぐらいの効果があるのではと期待しながら、やってみます。
また、勘違いする方も多いのですが、30dBの透過損失のあるものを2つくっつけても、合わせて35dBの遮音効果しか得られないのであしからず。(詳しくはググってください)
実際にどのくらいの効果があったか検証してみた。
私の借りている賃貸の壁は薄いです。というのも、静かにしていると、何を話しているのか分かるww。意外とこれに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。(私だけならすみません)
部屋の防音性能はD値というもので測るのですが、たぶん私の部屋はDr-20~30ぐらいだとおもいます。
壁一面に吸音材をはり、Dr-35ぐらいに補強します。(貼り付けて表と見比べての感覚です。貼ると随分聞こえなくなります)
これで40dBまで低減したら、隣の部屋にはほぼ無音ということになります。
ということで、人の歌声が80~90dB、これを防音室で低減し、防音室の外で、40dB以下であれば成功ということですね。