どうも、ZENです。
筆者は最近10年ほどの結婚生活に終止符を打ち、離婚をしたのですが、何故か親からの結婚圧力を受けています。
学生結婚の時は大反対だったのに…
まぁ、学生の時に結婚すると言われたら、誰でも反対すると思いますがww…
でも気持ちは分かるんです。
年齢が高くなれば、家族を作って、高収入の社会人として立派であるべきという集団としての見られ方をするんですよね。
ただ、本当にそれを実現することが自分の幸せなのでしょうか。
高収入をサラリーマンで実現するためには、相応の努力とストレスを伴います。
結婚をして、子供を作って生活をするためには、相当の収入が無いと辛いでしょう。
一年をろうそく1本に置き換えた場合、あなたは90歳まで生きるとして、後何本ろうそくは残っていますか?
ろうそくの太さは年々細くなります。ろうそくの太さは自分の能力(容姿、体力、学習能力)です。
それらを使ってお金を稼がなければなりません。ろうそくが太い方がより稼ぐことが容易で、細くなれば難しくなります。
将来を考えるあなたは、細くなったろうそくを使う前にお金を貯めておかなければなりません。
これは、結婚していても独身でも同じあなたに降りかかる事実です。
老後の事を考えた時、結婚って意味があるんでしょうか。
高い収入を稼ぐ為に必要以上に努力することは報われるのでしょうか。
それは、結婚した相手と自分次第です。
今回は、結婚というものをドライな視点から考えていこうと思います。
結婚することのメリットとデメリット
よく結婚にメリットデメリットを考えることは間違っているという記事を目にしますが、筆者は反対です。むしろ、メリットデメリットをしっかり考えておくことは重要だと思います。
結婚することのメリット
- 好意を抱く人と支えあった生活ができる
- 法的に優遇を受けられる
- 相手が許可する場合、自分の生活費を負担してくれる
- 社会のヒエラルキーの上位に立つことが出来る(信用情報と集団心理の中で)
- 両親や親戚が安心する
- 子孫を作れる(婚姻してなくても作れますが。)
- 子供の成長を見ることができる
好意を抱く人と支えあった生活ができる
やはり、これが一番のメリットですよね。
結婚したいぐらい好きな人が現れた場合、その人との新婚生活には憧れてしまいます。
気分的に充実した日々が過ごせます。
休日に出かけたり、子供が出来れば家族で出かけたり、
最初は『奥さん』『旦那さん』なんて言葉で気恥ずかしい気持ちになったりします。
暖かい生活、憧れてしまいますよね~。
法的に優遇を受けられる
結婚をすると、配偶者控除という税金の優遇措置を受けられます。
また、会社によっては家族手当が支給されるところもあります。
子供が出来れば児童手当も入ってきます。
収入面で考えるならば、子供がいない間は共働きで、子供が出来た場合、落ち着いたら配偶者控除の範囲内で働くのが良いと思います。
相手が許可する場合、自分の生活費を負担してくれる
もし、どちらかが専業主婦(夫)になるとすれば、
生活費は相手が見てくれます。
子供が居なければ掃除、洗濯、料理、
子供が居ればそこに育児が入ってきます。
育児は大変ですが、子供が居ない場合は、充分に自分の時間を過ごすこともできます。
社会のヒエラルキーの上位に立つことが出来る(信用情報と集団心理の中で)
何故か住宅ローンやその他ローンが組みやすくなります。(借金が無い場合ですが)
また、何かと夫婦というだけで、周りの見方が変わっていることに気付くと思います。
実際、信用情報以外のメリットはあくまでも雰囲気ですが。
両親や親戚が安心する
両親や親戚に何か言われることが無くなります。
また、家庭を持っていることで、その輪の中での意心地が良くなります。
子孫を作れる(婚姻してなくても作れますが。)
生物としての使命の一つを果たすことが出来る可能性があります。
人それぞれだと思いますが、子供が欲しい方はその欲求が叶う可能性があります。
子供の成長を見ることができる
最初は言葉も話せない子供が大きくなる姿は見ていて楽しくなります。
お世話をすることで、父親、母親になったんだなぁと感じる事が多くなると思います。
結婚することのデメリット
- 妻または夫と関係が悪くなる場合がある
- 共働きで夫婦別財布の場合以外では、自分の支出が増える
- 相手が浪費家または倹約家ではない場合、支出がかなり大きくなる
- 近所付き合いが増え、集団心理に巻き込まれる(子供の進路、勤め先での優劣)
- 子供の人数分支出が多くなる
- 妻は妊娠から育児期間までは働くことが出来なくなる
- 子育て中に起こることは、勤務中でも対応しないといけない
妻または夫と関係が悪くなる場合がある
非常に長い結婚生活では、新婚の時とは違う信頼関係が必要です。
相手が苦しい時は助けて励ましあって、乗り越えていかなければなりません。
でも、お互いに働いていると、余裕が無い時があります。
そんな時は相手を蔑ろにしてしまいがちです。
そればかりか、どちらも正社員だと、相手の年収などで不和が生まれている可能性もあるそうです。
子育て中は余裕が無くなります。
その際相手は、仕事が終わった後、家庭の事、育児に協力的でなければいけません。
相手が苦しい時に支える事が出来ないと、苦しかった相手に負の感情が芽生えます。
支え合わなければ夫婦生活は成立しません。
筆者もよく家事を手伝ったり、文句を言われながら育児をしていました。
共働きで夫婦別財布の場合以外では、自分の支出が増える
片方の収入で生活するなら、生活費を渡さなければいけません。
子供が居ればなおさらです。
かなり多いと思うのですが、筆者の場合、高校生程度のお小遣いを貰って後は全て妻に渡していました。
相手が浪費家または倹約家ではない場合、支出がかなり大きくなる
財布を分けていないと、とんでもないしっぺ返しをくらう可能性があります。
相手に任せきりにしないで、支出の確認は取りましょう。
筆者は、途中まで貯金や支出をある程度管理していましたが、貯金が少し貯まった事で、
全て妻に任せていました。
1年程度経過後、ふと妻に貯金通帳を見せてもらうと、私の見ていた時は貯まっていた通帳の数字が、ものすごい速度で減っていましたww。
筆者の毎月の給料も合わせると月50万以上。
住宅ローンなどの出費を引いても月30万以上食費や娯楽費に使えるお金。
妻に聞いたら、
「なんだか分からないけど減っている」
って言ってましたね。
近所付き合いが増え、集団心理に巻き込まれる(子供の進路、勤め先での優劣)
子供が大きくなると、近所で集まって、子供の学力、習い事の有無、持ち家かどうか、勤め先などでママ友同士の覇権争い(?)があるようです。
全てではないと思いますが、そんな集団が居る可能性が高いです。
子供会やPTA、授業参観などの増える小学校ぐらいになると、避けては通れない道です。
卑下されるのも嫉妬されるのも嫌ですね。上手く躱したいものです。
子供の人数分支出が多くなる
子供に掛かる出費って結構あります。一番大変なのは、幼稚園や保育園の費用ですね。(これからは無償化になるみたいですが)
人数が多ければそれだけ取られます。
小学校は幼稚園や保育園ほどでは無いですが、何だかんだ1人月2万ぐらいはかかります。
妻は妊娠から育児期間までは働くことが出来なくなる
これは、共働きで生活していた場合ですが、妊娠~1歳ぐらいまでは、奥さんは働けません。できれば、休職手当や育児手当を狙いたいですね。
その間の生活は旦那さんが負担しなければなりません。
子育て中に起こることは、勤務中でも対応しないといけない
いくら忙しくても徹夜明けでも、学校等から連絡があれば対応しないといけません。
筆者の場合は、専業主婦の妻では無く、私の方によく電話が掛かって来てました。
主に、下の子の生活態度のことで。
メリットデメリットから分かる結婚の条件
これらのことから、老後まで快適な結婚生活をするには、以下の事が分かりました。
・妻と夫どちらかが高収入であること。
・そうでないならばお互い合わせて高収入であること。
・子育てや仕事をしてもお互いに余裕があること。
・家庭内の仕事は柔軟に対応し、やれる方がやること。
・共に倹約家であること。
・共に役割に真面目であること。
・嘘をつかない事。
・お互いに思いやりがあること。
これが自分の中で守れて、更にこれを守れるだけの器量のある人を見つけないと、結婚しても不幸になる可能性が高いということですね。
また、ここで言う高収入は、生活費を引いて貯金が10万ほどできる収入を提示しています。
二人で15万で生活するなら、約30万を1人もしくは2人で稼ぐ。
三人で25万で生活するなら、約40万を1人もしくは2人で稼ぐ。
自分は守れるのを前提として、相手が、家事、育児、仕事をすることに難色を示すような人だった場合、何かで崩れた時に不幸になります。
別の出会いを見つけた方が良いと思います。
収入に不安があるなら子供を作るのを考えるというのもありですね。
相手の素性が分かるまで吟味することは大事です。
また、自分が守れそうに無い場合は、まだ結婚をしない方が良いです。
もっと自分を磨きましょう。
何せ、独身で自由に貯金していれば、好きなことが出来て、楽で安泰なのですから。
焦る必要もありません。もし出会えたらぐらいに考えましょう。